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製品の特徴1 |
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さまざまなアプリケーションに対応するExcelファイル生成機能を提供
ExcelCreatorは、さまざまなアプリケーションの目的に対応するため、次のようなExcelファイル生成機能を提供しています
。

Excelファイルを新規に作成
ExcelCreatorは、プログラム上でExcelファイルを新規に作成して、セルに値や書式を設定し、ファイルに保存するためのプロパティやメソッドを提供しています。

既存のExcelファイルを読み込み専用でオープン
プログラム上で既存のExcelファイルをオープンし、セルの値を取得することができます。

既存のExcelファイルを読み書きオープン 
既存のExcelファイルは読み込みオープンだけでなく、読み書き兼用でオープンし、セルに値や書式を設定して上書き保存することができたり、オープンしたファイルのセル
値を取得することもできます。

オーバーレイオープン
プログラム中から既存のExcelファイルをオープン時、同時に出力ファイル名を指定することができます。この機能を使用することで、あらかじめExcelシートに罫線などが設定されたExcelファイルをオープンし、セルに値を差込んで別のファイルとして保存することができます。また、オーバーレイ元ファイルにExcelグラフを設定すれば、プログラム中からグラフが参照するセルに値を設定するだけで、簡単にグラフ付きのExcelファイルを作成することができます。


実行環境にExcelは不要
ExcelCreatorは、独自の技術によりExcelファイルを作成します。このため、サーバなどExcelがインストールされていない環境でもExcelファイルを作成することができるアプリケーションを実装することができます。

罫線等が設定されたExcelファイル に対するデータ出力処理速度が大幅アップ 
旧バージョンの「Excelクリエーター Ver2」 と比較し、あらかじめ罫線や書式設定を設定されたシートに対して大量のデータを設定した場合の処理速度が大幅にアップしました。(注意:Excelファイルに対し、座標の小さいセルから順番にデータのみを設定した場合の処理速度に変更はありません。)

計測時のコーディング(Visual Basic) |
Private Sub
Command1_Click()
Start = Now() ' 開始時刻を設定します。
Xls1.CreateBook "C:\BenchMark.xls", ver97
Xls1.Pos(0, 0, MaxCol, MaxRow).Format = "#,###0"
For y = 0 To MaxRow
For x = 0 To MaxCol
Xls1.Pos(x, y).Value = 1000
Next x
Next y
Xls1.CloseBook
Finish = Now()
TotalTime = Finish - Start ' 実際の時間を計算します。
MyStr = Format(TotalTime, "hh:mm:ss")
MsgBox MyStr & " かかりました。"
End Sub |
処理速度計測テスト(1)
あらかじめ書式設定がされたセルに対して、順次値を設定した場合のExcelファイル生成処理速度を計測。
テスト内容
- CreateBookでExcelファイルを新規作成。
- 最初に範囲指定でセルに対して書式設定を行なう。(Formatプロパティで値を設定する全セルを範囲指定して表示形式「#,###0」を設定)
- 書式設定された全セルに対して、Valueプロパティで整数値をセット。
テスト環境
Windows2000
Pentium�、700MHz、256MB、VB6(SP3) |
結果 |
値設定セル |
旧バージョン
(ExcelCreator Ver2.0) |
ExcelCreator Ver3.0 |
列×行 |
処理時間 |
処理時間 |
1×1,000 |
1秒 |
0秒 |
1×2,000 |
1秒 |
0秒 |
1×3,000 |
2秒 |
0秒 |
1×4,000 |
4秒 |
0秒 |
1×5,000 |
8秒 |
0秒 |
1×10,000 |
38秒 |
1秒 |
1×15,000 |
1分32秒 |
2秒 |
1×20,000 |
2分51秒 |
2秒 |
1×25,000 |
4分37秒 |
2秒 |
1×65,000 |
− |
7秒 |
20×20,000 |
− |
35秒 |
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