ライセンスファイルについて

VB-BarCode 6.0 for .NET では、製品 CD-ROM からインストールした場合でも製品版として動作させるにはライセンスファイルを指定する必要があります。ここでは、ライセンスファイルの指定方法を説明します。

ライセンスファイルの申請は、ライセンス手続きから行うことができます。

ライセンスファイルの注意事項

ライセンスファイルには、以下の注意事項があります。

  • ライセンスファイルを指定しない場合、VB-BarCode 6.0 for .NET は体験版として動作します。
  • ライセンスファイルの使用権は「VB-BarCode 6.0 for .NET プログラム使用許諾契約書」の内容に準じます。
  • ライセンスファイルは第三者に開示、譲渡、移転することはできません。
  • ライセンスファイルは流出、紛失しないよう大切に保管してください。
  • ライセンスファイルは編集すると正しく動作しません。編集せずにそのまま使用してください。
  • ライセンスファイルの発行手続きは製品基本パック(開発ライセンス)のシリアルナンバーでのみ行えます。
    追加ライセンス、サーバーライセンス対象の端末では、製品基本パック(開発ライセンス)のシリアルナンバーで発行したライセンスファイルをコピー、配布してご利用ください。

ライセンスファイルをファイルパスで指定する

次のコードは、SetLicense メソッドでライセンスファイル(AdvanceSoftware.VBBarCode.License.xml)の物理ファイルパスを指定するサンプルコードです。
ライセンスファイルは、コンポーネントごとに設定する必要があります。

  • C#
  • VB.NET
  • // C:\Data フォルダに配置したライセンスファイルの物理パスを指定します。
    barCode1.SetLicense(@"C:\Data\AdvanceSoftware.VBBarCode.License.xml");
    barCode1.Type = AdvanceSoftware.VBBarCode.BarCodeType.JAN13;
    barCode1.Value = "1234567890123";
    barCode1.Save(Application.StartupPath + @"\BarCode.bmp", System.Drawing.Imaging.ImageFormat.Bmp);
  • ' C:\Data フォルダに配置したライセンスファイルの物理パスを指定します。
    BarCode1.SetLicense("C:\Data\AdvanceSoftware.VBBarCode.License.xml")
    BarCode1.Type = AdvanceSoftware.VBBarCode.BarCodeType.JAN13
    BarCode1.Value = "1234567890123"
    BarCode1.Save(Application.StartupPath & "\BarCode.bmp", System.Drawing.ImageFormat.Bmp)

SetLicense メソッドはコンポーネントのインスタンスに対し 1 回のみ実行し、ファイル作成処理ごとに毎回実行する必要はありません。

ライセンスファイルを埋め込みリソースで指定する

  1. プロジェクトを開き、[プロジェクト] メニューの [既存項目の追加] を選択します。
  2. [既存項目の追加] ダイアログより、ライセンスファイル(AdvanceSoftware.VBBarCode.License.xml)を選択して、[追加] ボタンをクリックします。
  3. ソリューション エクスプローラから追加したライセンスファイルが、プロジェクトに登録されていることを確認します。
  4. 引き続き、ソリューション エクスプローラから追加したライセンスファイルを選択し、[プロパティ] ウィンドウの [ビルドアクション] を「埋め込まれたリソース」に変更します。
  5. 以上でプロジェクトへの登録は完了です。下記のサンプルコードにて対応してください。
  6. 次のコードは、埋め込みリソースとしてプロジェクトに埋め込んだライセンスファイル(AdvanceSoftware.VBBarCode.License.xml)を指定するサンプルコードです。
  • C#
  • VB.NET
  • System.Reflection.Assembly myAssembly = System.Reflection.Assembly.GetExecutingAssembly();
    System.IO.Stream tempStreamLicense =
        myAssembly.GetManifestResourceStream("WinFormsApp1.AdvanceSoftware.VBBarCode.License.xml");

    // 埋め込まれたライセンスファイルを指定します。
    barCode1.SetLicense(tempStreamLicense);
    barCode1.Type = AdvanceSoftware.VBBarCode.BarCodeType.JAN13;
    barCode1.Value = "1234567890123";
    barCode1.Save(Application.StartupPath + @"\BarCode.bmp", System.Drawing.Imaging.ImageFormat.Bmp);
  • Dim myAssembly As System.Reflection.Assembly = System.Reflection.Assembly.GetExecutingAssembly()
    Dim tempStreamLicense As System.IO.Stream =
        myAssembly.GetManifestResourceStream("WinFormsApp1.AdvanceSoftware.VBBarCode.License.xml")

    ' 埋め込まれたライセンスファイルを指定します。
    BarCode1.SetLicense(tempStreamLicense)
    BarCode1.Type = AdvanceSoftware.VBBarCode.BarCodeType.JAN13
    BarCode1.Value = "1234567890123"
    BarCode1.Save(Application.StartupPath & "\BarCode.bmp", System.Drawing.ImageFormat.Bmp)

SetLicense メソッドはコンポーネントのインスタンスに対し 1 回のみ実行し、ファイル作成処理ごとに毎回実行する必要はありません。