ライセンスファイルについて

ExcelCreator for Java のバージョン 2.0 では、製品 CD-ROM からインストールした場合でも製品版として動作させるにはライセンスファイルを指定する必要があります。ここでは、ライセンスファイルの指定方法を説明します。

ライセンスファイルの申請は、ライセンス手続きから行うことができます。

ライセンスファイルの注意事項

ライセンスファイルには、以下の注意事項があります。

  • ライセンスファイルを指定しない場合、ExcelCreator for Java は体験版として動作します。
  • ライセンスファイルの使用権は「ExcelCreator for Java プログラム使用許諾契約書」の内容に準じます。
  • ライセンスファイルは第三者に開示、譲渡、移転することはできません。
  • ライセンスファイルは流出、紛失しないよう大切に保管してください。
  • ライセンスファイルは編集すると正しく動作しません。編集せずにそのまま使用してください。
  • ライセンスファイルの発行手続きは製品基本パック(開発ライセンス)のシリアルナンバーでのみ行えます。
    追加ライセンス、サーバーライセンス対象の端末では、製品基本パック(開発ライセンス)のシリアルナンバーで発行したライセンスファイルをコピー、配布してご利用ください。

ライセンスファイルをファイルパスで指定する

次のコードは、Creator.setLicense メソッドでライセンスファイル(excelcreatorforjava.license.xml)の物理ファイルパスを指定するサンプルコードです。

  • Java
  • // C:\Data フォルダに配置したライセンスファイルの物理パスを指定します。
    creator.setLicense("c:\\data\\excelcreatorforjava.license.xml");
    creator.openBook("c:\\data\\out.xlsx","c:\\data\\template.xlsx");
    creator.closeBook(true);

setLicense メソッドはコンポーネントのインスタンスに対し 1 回のみ実行し、ファイル作成処理ごとに毎回実行する必要はありません。

ライセンスファイルをプロジェクトに追加して実行時に指定する

  1. プロジェクトのあるフォルダを開き、ライセンスファイル(excelcreatorforjava.license.xml)をコピーします。
  2. プロジェクトを開き、目的のパッケージにライセンスファイル(excelcreatorforjava.license.xml)が表示されていることを確認します。
  3. 以上でプロジェクトへの追加は完了です。下記のサンプルコードにて対応してください。
  4. 次のコードは、プロジェクトに追加したライセンスファイル(excelcreatorforjava.license.xml)を指定するサンプルコードです。
  • Java
  • // xml ファイルを呼び出し元のパッケージ直下に追加したものとします。
    URL url = this.getClass().getResource("excelcreatorforjava.license.xml");
    InputStream inputStream;
    BufferedReader bufferedReader;
    try {
        inputStream = url.openStream();
        // 読み込んだライセンスファイルの InputStream を指定します。
        creator.setLicense(inputStream);
        inputStream.close();
    } catch (IOException e) {
        e.printStackTrace();
    }
    creator.openBook("c:\\data\\out.xlsx","c:\\data\\template.xlsx");
    creator.closeBook(true);

setLicense メソッドはコンポーネントのインスタンスに対し 1 回のみ実行し、ファイル作成処理ごとに毎回実行する必要はありません。